アヤメローレット(ナーリング)を作成する方法

IRONCADでアヤメローレット(ナーリング)を作成する方法をご紹介します。

操作方法紹介動画

操作手順

  1. 「3D曲線」から「3D曲線」を選択します。

  2. 「作成」から「らせん」を選択します。

  3. 円柱面を選択します。

  4. 「種類」を「高さと巻き数によるらせん」にチェックを入れ、「高さ」は円筒の長さ15㎜、「回転」は1/8回転で0.125にします。

  5. OKをクリックします。

  6. 下図の面にスケッチを作成します。

  7. 下図のように線分を作成します。
    「2点」コマンド実行後、「補助として使用する」のチェックを入れてから線分を作成しましょう。

  8. Y軸(緑)をミラー軸として線分をミラーします。

  9. SmartDimensionで角度5を記入し、拘束します。

  10. 下図の位置にひし形を作成します。
    ※「補助として使用する」のチェックを外してから作図します。
  11. スケッチを終了します。

  12. 「フィーチャ」から「スイープ」を選択します。

  13. 対象パーツを選択します。

  14. 「断面図形」として先ほど作成したひし形を選択します。

  15. 「パス」としてらせんを選択します。

  16. オプションの中の「形状で削除」にチェックを入れます。

  17. OKをクリックします。

  18. 「配列」を選択します。

  19. 対象パーツを選択します。

  20. 「環状配列」にチェックを入れます。

  21. 「フィーチャ」としてスイープを選択します。

  22. 「軸」として円柱の内側を選択します。

  23. 個数は72(360/5=72)に変更します。
    ※「5」は手順5の5度

  24. OKをクリックします。

  25. 環状配列をミラーします。

  26. 対象パーツを選択します。

  27. フィーチャとして「環状配列」を選択します。
    ※画面上ではなく「シーン」から選択します。

  28. ミラー平面として下図の点を選択します。

  29. OKをクリックします。

  30. これから円筒の両端を回転コマンドでカットします。
    ※面取りコマンドではできないので、回転コマンドでカットします。

  31. 断面を作成します。

  32. Z-X平面にスケッチを作成します。

  33. X軸方向に中心線を作成します。

  34. 三角形を作成します。

  35. 角度45度を入れます。

  36. スケッチを終了します。

  37. 断面ツールを抑制します。

  38. 「スピン」コマンドを実行します。

  39. 対象パーツを選択します。

  40. 三角形を選択します。

  41. 「形状で削除」を選択します。

  42. OKをクリックします。

  43. 回転カットを反対側にミラーします。
    回転カットを選択し、TriBallを配置します。

  44. 中心のハンドルを右クリックし、「ミラー」→「コピー」を選択します。

  45. 反対側にミラーされました。

  46. アヤメローレット(ナーリング)の完成です。